スト5とHORI ファイティングコマンダー

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HORIの格ゲー用パッド、ファイティングコマンダーを買ったのでパッド勢の視点からレビューします。
特に普通の持ち方でも天面6ボタンのパッドにメリットがあるかどうかという視点で見てみます。

今回買ったのはこちらの製品です。
株式会社 HORI | ファイティングコマンダー for PlayStation®4 / PlayStation®3 / PC

天面6ボタンについて

普段純正パッドを普通に握って使っている人は、こう思うんじゃないでしょうか
「天面にR1R2が付いていたって親指で同時押しできないし意味ないじゃん」
これは自分も謎でした。
別製品のリリース記事ですが、
HORI,格闘ゲーム用の左右非対称ゲームパッド「ファイティングコマンダー」のPS4&PS3両対応版 – 4Gamer.net

表6ボタンを親指以外で操作される方に最適です。

こんな風に書いてあるのでこの配置は天面6ボタンを右手の全ての指を使って操作することを意識して作られているようです。

では握って持つプレイヤーには買う価値はないのか?

答えは…価値あります。
特に豪鬼やダルシム使い。

純正パッドでPPPやKKKの同時押しは面倒なので、余っているL1L2にPPPとKKKを割り当てると思います。(というかデフォルトではそうなっています)

しかし豪鬼の阿修羅閃空やダルシムのヨガテレポートなど、コマンド+PPPやKKKとなると、全て左手で操作することになり入力が難しいです。
阿修羅閃空には1Fから無敵があるのでリバサなどでタイミングよく入力したいと思っても左手だけでは安定しないのではないでしょうか。

そこでこのファイティングコマンダーの天面の右2ボタンをPPPとKKKに割り当てることで、普通のコマンドと同じく両手で阿修羅閃空などを出すことができます。

ただこれには少し面倒な設定が必要で、ファイティングコマンダーにはボタンの組み合わせが2モードあり、パッドに付いたスイッチで切り替えられるのですが

モード12
側面左1L1L3
側面左2L2R3
側面右1R1L1
側面右2R2L2
天面右上R1R1
天面右下R2R2

この2モードしかありません。つまり右上のR1R2を維持したまま天面にL1L2を移すことはできないのです。
なので前述のような操作をしたい場合、モード2にした上でスト5側のキーコンフィグで

機能ボタン
強PL1
強KL2
PPPR1
KKKR2

という少し不自然なコンフィグをしないといけません。人の家やオフイベント等に行った際いちいちこれを設定するのは少し面倒かもしれません。

その他、純正パッドとの比較・メリット

純正パッドと微妙に形が違うので最初だけ違和感を感じますが基本的にすぐ慣れます。
また純正ボタンと比べた際、以下のようなメリットがあります。

L2/R2ボタン

純正パッドと違ってトリガー型の深いボタンになっていないので、連打がしやすいです。
ただちょっとL2R2は打感がパコパコして安っぽい感じがしなくもないですが純正パッドの深いトリガーとどっちかといったらこっちのが押しやすいです。

天面ボタン

○△□×などの天面ボタンは純正パッドより大きく、ボタン同士の感覚も狭いです。
このためいぶきのEX苦無など、親指での弱中同時押しがミスりにくくなっています。

まとめ

と言った感じで、単に純正パッドのR2ボタンが嫌な人が代替として買うだけでも価値はあると思います。
デメリットとしては、上記のモード2にしない場合L3R3ボタンが存在しないのでトレモリセットができません。
モード2にして前述の右手側にPPPを配置する設定をするとそれは解消しますが、便利な代わりにソフト側が変なキーコンフィグになるのでコントローラを変える際などそれが若干面倒といった感じです。
これ見てるHORIの人がいたら、天面R1R2をL1L2に変えるだけのモードを作ってほしいのと、実戦で使わないから雑な位置でいいのでL3R3ボタンを増やしてほしいですね…。

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